HighCorの考えたこと

人材会社4年目による読書感想、節約/稼ぐ情報、広島カープ等の雑記です。

日本でも政治や経済の話が冷静にできるようになるツールを考えてみた

本日は、ちょっと政治経済ネタを書こうと思います。
なぜ書こうと思ったかと言うと、個人的には政治的な議論が日常の中でもされる世の中の方が、されない世の中よりよくなるのではないか、と思っているからです。
年収400万のサラリーマンは保険も含めれば100万くらい税金で持っていかれています。
その使い道にみんなでやんややんや言っている世の中の方がより良く税金が運用される気もするからです。
皆さんどうなんでしょう。。。

そして日本で政治的議論があまりしにくい理由の一つとして、議論すると感情的になって怒り出したりする人が出てきてしまい雰囲気が悪くなることにあると思います。
雰囲気が悪くなることは本当に嫌です。

 

人は信じていることの話をする時、非常に動物的・感情的になります。
賛同してもらえればいい気持ちになりますし、反対されるとイライラします。
宗教の信者やスポーツや音楽のファンを想像してもらうと良いかと思います。
まぁ、自分も思っていることを否定されるとむっとしますしね。

 

政治経済の話をするということは、宗教の話をすることに近いのだと思います。
人によって見方がちがうので、自分がこうあってほしい、こうであると信じていることの話をすることだからです。

 

なので、僕は政治経済のことを考えるときに重要なのは、自分の「立ち位置」を知っていることだと思います。

感情的にならないために、まずは自分の立ち位置を俯瞰して客観視することが必要だと思っているからです。
相手と自分の立ち位置をお互いに把握した上で議論すると、感情的になることが避けられ、議論が生産的になりやすいです。

 

立ち位置はいろいろな表し方があると思うのですが、政治の軸を横に、経済の軸を縦に取ってみたいと思います。
昔であれば、政治経済で1軸の右翼、左翼で表わせていたのですが、近年はそこだけで表わせない現象が多々出てきています。
東浩紀という思想家は、政治は国民国家を維持するために境界線を引き、経済はグローバル化のために境界線を越えていくと言います。

そこでできたのが、以下の4象限表です。

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横軸の政治からざっくり説明します。

右側は主に右翼・保守派と呼ばれている人を想像してもらえればOKです。
個人のメリットよりは、公共(集団)のメリットを重んじるので集団志向としました。
また、日本の伝統を重んじる、日本在住の外国人に与える権利も一定制限しようという考え方で日本志向としました。

左側は主に左翼・リベラルと呼ばれる人を想像してください。
集団よりも個人の権利を重んじるので個人志向としています。
障碍者、LGBT、日本在住外国人等の少数派であってもその権利を一定認めようという考え方になります。
権利という発想が欧米から来ているので欧米志向としました。

次に縦軸の経済の説明。

上側は、経済活動をより自由に行うことで生産性を上げることを重視します。
より経営をしやすい環境をつくることで海外競争力も上げようとします。

下側は、経済活動で関税等の保護障壁を引くことで自国の雇用や生産を守ることを重視します。
労働者の雇用や収入も守ることを志向する考えです。

この表はあくまでも自分と他者の位置をプロットすることでお互い客観視するための便宜的なもので、絶対的なものではありません。
議論を生産的にするために、自分はどこにいるのだろう、目の前のこの人はどこにいるのだろうと考え把握するための補助ツールです。

 

では、補助ツールを使ってみましょう。
例えば、日本の政党はどこに位置するのでしょうか。

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まず横軸を考えます。自民党は右派と呼ばれることが多いですね。
欧米から来た憲法個人主義的な考え方よりも、日本の憲法を作りたい、公益を考えてもらいたいという色がでます。

民進党はリベラルと呼ばれることが多いです。
個人の権利や多様性を重視しているはずだからです。

共産党は左派と呼ばれることが多いです。
個人の権利は特に強く、絶対護憲という色合いが強いです。

縦軸は、経済の自由の程度ですね。
金融政策、財政政策、規制緩和等で自由度を上げている自民党が上に来て、民進党共産党という順番になると思います。

最後に新聞の論調も表にしてみました。

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横軸は、以下の表が参考になると思います。
安部政権への支持の度合いである程度の位置が把握できます。

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参考:東京新聞読者の安倍政権支持率は「5%」、対する産経新聞読者では「86%」― 都内世論調査番外編(米重克洋) - Y!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro


縦軸の日経、中日以外はよくわからないのが本音です。経済は朝日、毎日、読売、産経は、まぁ自由化に賛成くらいだろうと思っているのですが、詳しい方いましたら修正するので教えて下さい。

 

以上、政治経済の話をするためのツールを紹介し、実際に使ってみました。

では皆さんの生活でも実際にどう使うのか?です。
まずは自分の立ち位置をプロットしてみて下さい。

次に他者の位置をプロットします。
支持政党や読んでいる新聞でもある程度は把握できると思いますがわからない場合が多いと思います。

ただ考え方は日常生活の中でも見え隠れするものです。
また飲みの席ではもっとでてきやすいです。
上のどこにプロットされるか情報を増やして行ってみて下さい。

他者の考え方を聞き、自分の考え方を話す。
この時、相手とどの程度同じなのか違うのかを意識し、違いすぎると怒る可能性があるので、そこはあえて議論しないようにする、とか。

僕はこの行為で十分進歩だと思います。
少なくとも自分は感情的にならずに議論を進められるようになるからです。

 

相手はコントロールできませんが、自分のコントロールできる範囲はした方が生産的です。日本で政治的な議論ができるようになるために、地味にこのツールを使っていきたいと思います。