HighCorの考えたこと

起業を目指す人材会社5年目によるビジネス書感想、節約/稼ぐ情報、広島カープ等の雑記ブログ

イシューからはじめよ!企画も営業も、動く前にしっかり考えることで生産性を向上させる思考法。

僕は新卒で入社したときは人材業の法人営業をやっていました。
訪問、求人票作成、面接管理等、仕事は無数にあったので、考えるよりはとにかく回すことを重視して仕事をしていました。
しかし、じっくり振り返り考える暇がなく、成長に行き詰まりを感じていました。

それから1年して、今度は企画職に異動になりました。
すると今度は、自分で課題設定をして生産しないといけない立場になりました。

こういった立場に置かれた時に、言われたことをそのままやるだけだと、
生産量はたかが知れています。
なんとか頭を使って、生産量を高めたり、かけるコストを低めたりする必要がでてきます。

営業でも行動する前に考え、それについてまた振り返って考えることは重要です。
企画となると、影響範囲も大きく時間軸も長くなるため、よりその重要性は増します。

リンカーンが「木を切るのに8時間与えられたら、斧を研くのに6時間を費やす」というように、目的を達成するための最善の案を実行するためには、行動する前に、その実行を支える計画を考えないといけないのです。

そこで今回紹介するのがこの本です。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

動く前に考えることで生産性を上げる

「やるべきこと」は100分の1になる!を謳い文句に、ヤフーの執行役員安宅和人氏によって書かれた本書は、解くべき「イシュー」を見極めることに時間を割くことを進めています。
下の図のようにイシューを見極めた上で解を磨きこんだ方が、時間がかからずに目的に到達できるのです。

逆に「犬の道」を進んでしまうと時間ばかりとられ、イシュー度の高い価値ある問題に取り組めません。

「イシューからはじめよ」の画像検索結果

イシューを見極めるとはいっても、それに時間がかかって、その上何も価値ある結果が生まれない、というのがこういった本を実践するときに起きがちなことではないでしょうか。

なので、こういった本を実践するときはなるべく自分の思考が視覚化されるようにした方がよいです。
紙に書きましょう。
確かに頭の中だけでやったほうが早いし、頭よさげに見えるのですが、難しい問題を考えるときには視覚化しないと時間を浪費します。

紙に書くと、思考のループや勘違いといったことが起き難くなり、いったん間をおいても思考に戻れます。
まずは書きましょう。

最初はイシューになりうる観点を列挙しましょう。
列挙したら次にどの観点の課題を解いたら、もっとも生産が高そうかイメージしましょう。
そのイシューは仮説に過ぎませんが、まずは相対的に良いイシューを置くのです。

僕の「イシュー」見極めの具体例

では、具体的に僕が業務で行っている「イシュー」の見極めを紹介したいと思います。
僕は求人がより応募してもらえるようにしないといけません。
まず列挙してみます。

・応募してくれるターゲットは誰だろう?
・そのターゲットは何で転職したいのだろう?
・どういう点を見て応募しようと思うのだろう?
・個人側のアドバイザーはどのように応募を喚起するのだろう?
・法人はどの程度の切迫感だろう?
・どの程度求人の条件を緩和できるだろう?
・マッチングの効率は高いのか?
・マッチングにおけるシステム上の瑕疵はないか?

とりあえず、まず列挙することが大切です。
そこから、あの視点を入れたほうがいい、とか、あの観点も重要だよね、とかが出るからです。

列挙したら、どの問いがもっとも高い生産を生みそうか考えます。
このイシューを解決したら、どの程度生産が生まれるか頭で類推します。
そのあとに上長や先輩、同僚にその仮説をぶつけてみます。
そうしていると筋のいいイシューがだんだんと輪郭を帯びてくるのです。

この方法で、現在僕はチームが「ターゲットの経歴職を知るツール」を作成しました。
「マッチングの効率は高いのか?」の問いがイシューになりうると考えたからです。
システムの話で、人的労力が低い割りに効果が大きい気がしたのです。
このように生産を高めるような仕掛けを考えてはブラッシュアップしています。

まだ僕は企画職2年目で、レベルは低いことは承知ですが、日々少しでも生産性を高めようと考え、仮説を立て、ぶつける作業を繰り返しています。
その結果、同じ時間でも徐々に生産できる量が増えていきます。

アウトプットの次元を変えたいとお考えの方、とにかくまずは「イシュー」を見極めるために書き出していくことからはじめてはいかがでしょうか。

以下の「論点思考」も似た発想の考え方を説いています。
「仮説思考」はイシューを研くところで少し関連しますかね。
良ければご一読を。