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HighCorの考えたこと

人材会社3年目による読書感想、節約/稼ぐ情報、広島カープ等の雑記です。

動くな!考えろ!イシューからまずはじめると生産性が向上していく

読書感想

僕は新卒で入社したときは人材の法人営業をやっていました。
訪問、求人表作成、進捗管理等、仕事は無数にあったので、
考えるよりはとにかく回すことを重視して仕事をしていました。

それから1年して、今度は企画職に異動になりました。
すると営業のように、成約の数字を追えばいいのではなく、
自分で課題設定をして生産しないといけない立場になりました。

こういった立場に置かれた時に、言われたことをそのままやるだけだと、
生産量はたかが知れています。
なんとか頭を使って、生産量を高めたり、かけるコストを低めたりする必要がでてきます。

営業時代についてしまったすぐに行動するクセは、企画としては(おそらく営業としても)マイナスに働きます。

目的を達成するための最善の案を実行するためには、行動する前に、その実行を支える計画を考えないといけないのです。

 

そこで今回紹介するのがこの本です。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

 「やるべきこと」は100分の1になる!を謳い文句に、ヤフーの執行役員安宅和人氏によって書かれた本書は、解くべき「イシュー」を見極めることに時間を割くことを進めています。
下の図のようにイシューを見極めた上で解を磨きこんだ方が、時間がかからずに目的に到達できるのです。

逆に「犬の道」を進んでしまうと時間ばかりとられ、イシュー度の高い価値ある問題に取り組めません。

「イシューからはじめよ」の画像検索結果

イシューを見極めるとはいっても、それに時間がかかって、その上何も価値ある結果が生まれない、というのがこういった本を実践するときに起きがちなことではないでしょうか。

なので、こういった本を実践するときはなるべく自分の思考が視覚化されるようにした方がよいです。
紙に書きましょう。
確かに頭の中だけでやったほうが早いし、頭よさげに見えるのですが、難しい問題を考えるときには視覚化しないと時間を浪費します。

紙に書くと、思考のループや勘違いといったことが起き難くなり、いったん間をおいても思考に戻れます。
まずは書きましょう。

では、具体的に僕が業務で行っている「イシュー」の見極めを紹介したいと思います。
僕は求人がより応募してもらえるようにしないといけません。
そのために、例えば3つの観点で切って考えます。

1.応募する側についての観点
応募してくれるターゲットは誰だろう、そのターゲットは何で転職したいのだろう、どういう点を見て応募しようと思うのだろう、個人側のアドバイザーはどのように応募を喚起するのだろう等

2.求人する側についての観点
どの程度の切迫感だろう、どの程度緩和できるだろう、担当の法人営業はこの仕事がターゲットに含まれることを理解できているだろうか等

3.両者のマッチングについての観点
1と2にマッチングする余地はあるか、システム上の瑕疵はないか、もっとも生産の可能性が高まるのはどの組み合わせか等

上記がいい観点とは思いませんが、まず列挙することが大切です。
そこから、あの視点を入れたほうがいい、とか、あの観点も重要だよね、とかが出るからです。

列挙したら、どの問いがもっとも高い生産を生みそうか考えます。
このイシューを解決したら、どの程度生産が生まれるか頭で類推します。
そのあとに上長や先輩、同僚にその仮説をぶつけてみます。
そうしていると筋のいいイシューがだんだんと輪郭を帯びてくるのです。

この方法で、現在僕はチームが「ターゲットの層を知るツール」を作成しています。
このように生産を高めるような仕掛けを考えてはブラッシュアップしています。

まだ僕は企画職2年目で、レベルは低いことは承知ですが、日々少しでも生産性を高めようと考え、仮説を立て、ぶつける作業を繰り返しています。
その結果、同じ時間でも徐々に生産できる量が増えていきます。

アウトプットの次元を変えたいとお考えの方、とにかくまずは「イシュー」を見極めるために書き出していくことからはじめてはいかがでしょうか。